鼠径ヘルニアという病気について
みなさんこんにちは
入院生活3日目&退院直前の病室から更新させていただきます。
今回は、僕が入院・手術を行った鼠径ヘルニアについてご紹介します。
鼠径ヘルニアとは
鼠径ヘルニアというのは所謂”脱腸”なのですが
簡単に言うと腹部の筋肉の間から、腹膜や腸が出てしまうような状態です。
押したりすることで戻る場合は直ちに問題はありませんが、戻らなくなってしまうと血液が止まり腐ってしまうこともあるそうです。
症状としては足の付根や下腹部にしこりができるのですが、
私の場合は下腹部が膨れた状態を病院にかかるのが億劫で放置していた所、
睾丸まで垂れ込んでしまい玉が3つあるような強烈な違和感に襲われました。
病名が分かるまでは、自分がどんな病気になってしまったのか想像もつかずに、
とても怖い思いをしました。
本来は子供がなることが多い病気ですが、
成人でも筋肉が衰えた人や子供の頃から筋肉に穴が空いた状態の人も多いそうです。
今思い返せば、2年ほど前に足を組んだ状態で深く咳込んだ時に
下腹部が攣るような感じになったことがあるので、直接の原因はその時何だと思います。
治療方法
鼠径ヘルニアは自然回復しないので手術するしか治す方法がありません。
日帰り手術もあるような簡単な手術ではあるのでとても軽い気持ちで入院・手術に臨みました。
が、
大間違いでした。
入院生活
1日目
手術当日の入院でした。
前日の夕食を最後に絶食し、朝の9時に病院へ・・・のつもりが当日の大雪で渋滞に巻き込まれ30分遅刻。
11時からは飲み物も禁止
手術前に看護師さんに毛を剃られます、むずむずする。
手術着に着替えて13時に手術室へ
人生初の全身麻酔でしたが、”重い!!!!!苦しい!!!!!”と思った瞬間から記憶がありません(笑)
目覚めたのは16時頃、記憶は曖昧ですが麻酔医とお話した気がします。
順調だったのはここまで
日が暮れる頃になると、手術で切ったであろう部分と下腹部が全体的に痛い!!
ナース「手術とはいえ普通に傷だからね~♫」
それもそうだ!!!が、痛い!!!!!!
痛みと、ずっと同じ姿勢でいる苦痛から夜も眠れない。
トイレに行くのもめちゃくちゃ痛い・・・絶望。
看護師さんに痛み止め下さいと助けを求めると、
出てきたのは座薬。が、恥ずかしがる余裕もなく挿れられる。
30分ほどで薬が効いたのかなんとか眠りに着くも、1時間ほどで痛みに目を覚ます。
これの繰り返しで2日目へ・・・。
2日目
4時頃から6時まで2時間眠れスッキリすると、心なしか痛みも少しマシに。
朝食が丸一日ぶりの食事、おかゆと梅干しの美味しさに感動する。
点滴のスタンドに掴まりながらなら歩けるようになり少し調子に乗るが、痛む。
夜には点滴も外れ、痛みも引いてきた。
ゆっくり眠れるかと思ったが、手術の影響か強烈なお腹の張りに眠れず。
3日目へ・・・。
3日目
朝から調子がいい、痛みもない。
お医者さんから退院許可をもらい、現在ブログ更新中。
総括
やはり、手術は手術。痛いものは痛い。
でも、就職前に治療できてよかった。働きながら玉3つで違和感あるのは辛いからな。
入院生活に付き添ってくれる人がいないというのも寂しいものでした。
まぁ、3日程度だと甘く見ていた自分が悪い。
ちなみに入院中に高血圧の診断をされて通院することになりました。
命に関わるのでダイエットの方もより一層頑張ります。
おわり。